顔面のシミ治療
Neck wart treatment
シミ治療は美容医療の王道だからこそ、確かな知識と技術で美しく治療する

専門医による確かな診断と薬事承認された機器により、安全で満足度の高い結果を目指します。
顔のシミの種類
シミ取りは美容医療で最も頻度の高い治療です。ただし、その治療は非常に奥が深く、常に患者様が満足いく結果を出すには熟練した知識と技術が必要です。シミには主に6つの種類があります。
①加齢性色素斑(老人性シミ)
②脂漏性角化症(老人性イボ)
③雀卵斑(そばかす)
④炎症生色素沈着
⑤肝斑
⑥後天性真皮メラノサイトーシス
これらは、正しく診断して、治療方法を選択しなければいけません。不適切な治療を行うと逆に悪化するケースがあるのです。例えば「老人性シミ」「そばかす」の治療には「光治療」「PICOレーザー」などがあり、医師がパラメーターを調整して照射することで改善しますが、「肝斑」に照射するとかえって症状を悪化させる場合があります。
顔のシミを取る治療方法
この項では、シミの悩みの中で頻度の高い、①加齢性色素斑(老人性シミ)と②雀卵斑(そばかす)に対する光治療について説明します。当院では、Nordlys(ノーリス)による光治療を行っております。
老人性イボ(イボタイプのシミ)の治療はこちら。
光治療の流れ/患者様の治療経過
顔全体への照射
光治療によりメラニンが反応すると、3~5日間程度、マイクロクラスト(小さなカサブタ)が生じることがありますが、経過と共にポロポロと取れていきます。好転反応なので特に心配はいりません。

照射後16日目

雀卵斑(そばかす)にもよく効きます。


照射後のマイクロクラストの様子です。
人によって反応は異なります。



マイクロクラストが剥がれ落ちると、ピンク色の状態がしばらく続くことがあります。

痛みに弱い方は、照射前に30分程度、表面麻酔を塗って鎮痛コントロールを行います。

シミへのスポット照射
顔全体に広がる細かいシミだけでなく、濃いシミや大きめのシミに、スポットで照射することも可能です。その場合は、スポット照射用のアプリケーターに変換し、波長やフルエンス(照射エネルギー)のパラメーターを再調整して、照射します。
症例① 45歳女性 左頬部の加齢性色素斑(老人性シミ)

症例② 60歳女性 右頬部、こめかみ部の加齢性色素斑(老人性シミ)

照射後の後療法
照射後は基本的に特別な処置は必要ありません。赤みが強い場合は、ステロイド軟膏を塗布したり、クーリングする場合もありますが、日常生活は普段通り送って頂けます。ファンデーションなども、当日から可能です。
Nordlys(ノーリス)の特徴
当院では、皮膚疾患・長期減毛用光治療器として、シネロン・キャンデラ社のNorldys(ノーリス)を使用しています。これまで数々の光治療器を使用してきましたが、Norldys(ノーリス)は効果、汎用性、使用感などで多くの利点があり、患者様がこれまで以上に満足して頂けると考えております。

Norldys(ノーリス)は、光治療器(IPL:Intense Pulsed Light)で国内唯一3つの薬事承認を取得しています。
①表在性皮膚良性色素性疾患の治療(2022年2月に取得)
②皮膚良性血管病変における表在性毛細血管拡張症状の改善(2023年3月に取得)
③長期減耗(2024年2月に取得)

また、適応症例が広く、患者様の幅広いニーズに、最適に応えることができます。

光治療器Norldys(ノーリス)の詳細については、こちらの特設ページをご参照ください。
光治療(Nordlys:ノーリス)によるシミ・赤ら顔の治療費用
光治療(Nordlys:ノーリス)によるシミ・赤ら顔の治療費用はこちらをご覧ください。
