ナチュラルホルモン補充療法

当院の「ナチュラルホルモン補充療法」とは、身体にさまざまな副作用を及ぼす可能性のある合成ホルモンは使用せず、体内で本来分泌されているホルモンと同一構造をもつナチュラルホルモン(バイオアイデンティカルホルモン)を用いた治療です。

一人ひとりのホルモンバランスや症状に合わせたオーダーメイド処方により、ホルモンの乱れを整え、心身ともに健やかで自然な美しさを目指します。

年齢を重ねるにつれて、体の中で自然につくられるホルモンの量は少しずつ減っていきます。

その影響で、「疲れやすい」「眠れない」「気分が落ち込みやすい」など、心や体の不調を感じる方も少なくありません。

ナチュラルホルモン補充療法では、年齢や症状、体の状態に合わせて今の体に不足しているホルモンを必要な分だけ補い、本来のバランスを取り戻すことを目指します。

無理に増やすのではなく、自然な状態に近づけることで、心と体の調子を整えていく治療法です。

エストロゲン

女性らしい体や心を支える、代表的な女性ホルモンです。

年齢とともに分泌量が減り、とくに更年期以降は大きく低下します。その影響で、イライラや動悸、骨がもろくなる、気分の落ち込みなどの不調が現れやすくなります。

また、肌のハリやうるおいにも深く関わっているため、バランスが崩れると見た目の変化を感じる方も少なくありません。

適切に整えることで、健康面だけでなく美容面のサポートにもつながります。

プロゲステロン

妊娠をサポートする働きをもつホルモンで、女性の体のリズムを整える大切な役割があります。

エストロゲンとバランスを取り合いながら、心や体を安定させるホルモンともいえます。

不足すると、気分の不安定さや眠りにくさを感じることもあり、女性の一生を通して欠かせない存在です。

テストステロン(男性ホルモン)

「男性ホルモン」と呼ばれますが、女性の体にも少量分泌されています。

やる気や集中力、筋力、活力に関わるホルモンで、日々を元気に過ごすために重要です。

加齢やストレスによって分泌が減ると、疲れが抜けにくい、意欲がわかない、性欲が低下するといった変化がみられることがあります。

DHEA(デヒドロエピアンドロステロン)

副腎から分泌されるホルモンで、「若々しさを支えるホルモン」とも呼ばれています。

体の中でさまざまなホルモンの材料となり、免疫力やストレスへの抵抗力、代謝の維持に関わります。

年齢とともに減少しやすいため、不足すると疲れやすさや回復力の低下を感じることがあります。

メラトニン

「睡眠ホルモン」と呼ばれ、自然な眠りのリズムを整える役割をもつホルモンです。

暗くなると分泌が増え、眠りにつく準備を体に知らせてくれます。

加齢やストレス、生活リズムの乱れによって分泌が減ると、寝つきが悪い、眠りが浅いといった不調につながります。

補うことで、質のよい睡眠や体内時計の調整をサポートします。

甲状腺ホルモン

体の「エネルギー調整役」ともいえるホルモンで、基礎代謝や体温、活動量に大きく関わります。

不足すると、疲れやすい、体重が増えやすい、寒がりになる、だるさが続くなど、さまざまな不調が現れます。

検査で不足が確認された場合には、適切に補うことで体調の改善が期待できます。

従来のホルモン補充療法で用いられてきたホルモン剤の多くは、体内で分泌されるホルモンとは構造の異なる合成ホルモンです。

一定の効果が期待できる一方で、体質や投与方法によっては、
むくみ
頭痛
気分の変動
血栓症リスク
などの副作用が生じる可能性があることも報告されています。

そのため、ホルモン治療では「効果」だけでなく、「安全性」や「長期的な身体への影響」を十分に考慮することが重要です。

当院では、合成ホルモンはいっさい使用せず、体内ホルモンと同一構造をもつナチュラルホルモンを用いたオーダーメイド処方を行っています。

各種ホルモン検査を実施したうえで、
症状
体格
ライフスタイル
ご予算

などを総合的に考慮し、内服薬や外用薬の種類・用量を細かく調整したオーダーメイドのホルモン補充療法を行います。

なお、ナチュラルホルモン製剤は保険適用外となるため、検査から処方まですべて自費診療となります。

合成ホルモン補充療法に抵抗がある方
従来のホルモン補充で十分な改善を感じられなかった方
慢性的な疲れが取れない方
気分の落ち込みや不安感が続く方
その他、更年期症状が気になる方

また、ナチュラルホルモン補充療法を継続することで、骨粗鬆症、心筋梗塞、脳梗塞などの将来的な疾患予防につながる可能性も期待されています。

ニール・ルージェ博士は、生物学的ホルモン補充療法(BHRT)の分野における世界的な先駆者として知られています。

数多くの研究をもとに、安全性と有効性を重視したホルモン補充プロトコルを確立してきました。

博士の治療法は、体内のホルモン環境をできる限り再現するバイオアイデンティカルホルモンの使用を基本としており、合成ホルモンよりも自然で身体に寄り添った治療を目指しています。

当院の担当医は、ルージェ博士の包括的ホルモン補充療法マスターコースを修了しています。

また、ルージェ博士の退任後、日本における後継者として指名された井之上容子先生の直接指導のもと、最新の知見に基づいたホルモン補充療法を行っています。

処方するホルモンの種類や量は、患者さまお一人おひとりの状態やご希望によって異なります。

そのため、治療前には十分な時間をかけて診察・ヒアリングを行い、内容や費用について丁寧にご説明したうえで、ご納得いただいてから治療を進めてまいります。

具体的な費用については、診察時に個別にご案内いたします。

ご不明な点やご不安なことがございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。

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