34歳・女性 左前腕のタトゥー(刺青)除去術
症例#12

症例紹介
34歳・女性
左前腕のタトゥー(刺青)に対するタトゥー除去術
現病歴
5年前に左前腕に入れたタトゥー(刺青)の除去を希望され、当院を受診されました。
分割切除による治療計画
本症例のように比較的大きなタトゥーの場合、1回の手術ですべてをきれいに取り除くことは難しいことがあります。
そのため本症例では、複数回に分けて切除を行う「分割切除術」による治療を計画しました。


皮膚への負担や傷跡の状態を考慮しながら、段階的にタトゥー部分を切除していく方法です。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 治療内容 | 左前腕のタトゥー(刺青)除去術 |
| 保険適応の有無 | Tattoo(刺青)に対する治療は全例で自費診療となります。 |
| 合併症・副作用 | 創部感染、傷跡、腫脹、感染、疼痛、内出血など |
| 麻酔方法 | 局所麻酔 |
| 手術時間 | 約90分 |
| 治療回数 | 2回 |
| 治療費用 | 初回手術 330,000円(税込) 2回目以降の手術 165,000円(税込) ※同部位に対する2回目以降の手術は、初回手術費用の半額となります。 |
担当医からのコメント

本症例は、左前腕の比較的大きなタトゥー(刺青)に対して、約2年の期間をかけて合計5回の手術を行ったケースです。
初診時の段階で、タトゥーの大きさや皮膚の余裕を評価し、最終的な仕上がりを考慮して分割切除による治療計画を立てました。
複数回の手術が必要となるため、患者さまにとっては時間的・精神的な負担も伴います。しかし、段階的に治療を進めることで、最終的には自然で目立ちにくい仕上がりとなり、患者さまにもご満足いただくことができました。
タトゥー(刺青)の除去には、主に医療レーザー治療と手術による治療の2つの方法があります。
広範囲のタトゥーに対しては、PICOレーザーなどの医療レーザー治療が選択されることも多くあります。ただしレーザー治療は複数回の照射が必要になることが多く、色素の種類や深さによっては、完全に消えない場合もあります。
本症例では、初回に医療レーザー治療を試みましたが十分な改善が得られなかったため、患者さまと相談のうえ、外科的手術による除去を選択しました。
当院では、タトゥーの大きさ・色・部位・皮膚の状態などを総合的に評価し、患者さま一人ひとりに適した治療方法をご提案しています。


