62歳・女性 首のシワに対するジャルプロスーパーハイドロ(肌育注射)

症例#14

症例紹介

62歳・女性
首のシワに対するジャルプロスーパーハイドロ(肌育注射)

現病歴

加齢とともに目立ってきた首のシワの改善を希望され、当院を受診されました。

ジャルプロスーパーハイドロとは

ジャルプロスーパーハイドロは、高濃度の非架橋ヒアルロン酸、7種類のアミノ酸、3種類の成長因子ペプチドを配合した、次世代の「肌育(はだいく)」注入治療です。

皮膚の真皮層や、皮膚を支えるリガメント(靭帯)に働きかけ、肌の構造を整えることで、

  • 小ジワ
  • たるみ
  • 肌のハリ低下

といった加齢による変化を、肌の内側から改善していく治療です。

自然なハリ感・リフトアップ・タイトニング効果が期待でき、ナチュラルな若返りを目指す方に適した治療です。

本製剤はイタリアで開発された次世代型細胞外マトリックス(ECM)製剤で、欧州の安全基準であるCEマークを取得しています。

特徴と効果

① 肌の再構築(バイオリモデリング)
従来のヒアルロン酸のように「ボリュームを埋める」治療とは異なり、線維芽細胞を活性化し、コラーゲンやエラスチンの生成を促進します。

② リガメント(支持組織)の強化
皮膚を支える組織を強化することで、リフトアップと引き締め(タイトニング)効果が期待できます。

③ 高濃度ヒアルロン酸
80mg/2.5mlという高濃度のヒアルロン酸が、肌に高い保湿力とハリを与えます。

④ 対応部位
顔、首、手の甲など、加齢による変化が出やすい部位に使用することができます。

治療の経過

患者様の気になるシワや、首の靭帯や構造を考慮して、複数個所の注入部位を決めます。

当院では、注入時の痛みに配慮し局所麻酔を併用しています。
麻酔には34G(非常に細い針)を使用しています。

注入直後は薬剤の影響で、12〜36時間ほど注入部位がややボコボコした状態になることがありますが、時間の経過とともに薬剤がなじみ、自然に落ち着きます。

治療回数の目安

ジャルプロスーパーハイドロは、1カ月に1回のペースで2〜3回程度の治療を行うことが一般的です。

その後は、状態に応じて6〜12カ月に1回程度のメンテナンスを行うことで、良い状態を維持しやすくなります。

従来のヒアルロン酸との違い

通常の架橋ヒアルロン酸(ボリュームを出すヒアルロン酸)を過剰に注入すると、

  • 不自然に膨らんだ頬
  • いわゆる「ヒアル顔」
  • チンダル現象(皮膚が青く透けて見える状態)

などが生じることがあります。

一方、ジャルプロスーパーハイドロは肌そのものを整える「肌育」治療であるため、これらのリスクは非常に低いとされています。

継続して治療を行うことで、自然な艶やハリのある肌へと導いていきます。

項目内容
治療内容ジャルプロスーパーハイドロ(肌育注射)による首のシワ治療
承認の有無欧州のCEマークを取得。
日本国内での薬事承認は得られていない。
合併症・副作用内出血、注入直後のしこり(一時的)、疼痛など。
治療回数2回(1カ月に1回の頻度)
治療費用1本目 110,000円(税込)
2本目 88,000円(税込)
※本症例ではトータルで2本使用したので、198,000円(税込)

担当医からのコメント

西嶌暁生医師

ジャルプロスーパーハイドロは、自分自身の肌の再生力を高める「肌育」治療です。

「大きく変える美容治療」ではなく、自分らしい自然な美しさを保ちたい方にとても適した治療だと考えています。

架橋ヒアルロン酸のように、注入直後から劇的な変化が出る治療ではありませんが、継続していただくことで、自然な艶やハリが徐々に現れてきます。

また、架橋ヒアルロン酸のようにいわゆる「ヒアル顔」になる心配はほとんどありません。

本症例の患者さまにも、首のシワの改善と肌質の変化にご満足いただくことができました。

首は年齢の変化が出やすい一方で、治療が難しい部位でもあります。

ジャルプロスーパーハイドロは、首だけでなく顔や手の甲のエイジングケアにも使用できる治療です。